住宅は絶えず自然の苛酷烈な影響を受け続けています。 普段の生活の中では目にする事のない天井裏や床下空間などの構造部分はその影響を常に受けて居り、実は熱気や湿気、有害物質の温床となっているのです。一般的な換気システムは居室にばかり目を配り構造部には着目しませんでした。 本当の意味での「健康な住宅」をつくりあげるためには問題を根本から解決しなければいけません。 |
改正建築基準法の主旨である「シックハウス対策」の効果を実証するために、モルムアルデヒドなどの空気質について実験を行いました。換気設備が放置されていない高気密・高断熱住宅と棟排気システムを設置した住宅に、それぞれホルムアルデヒドを含浸させた試験体を設置。下の表をご覧いただくと、棟排気システム設置住宅では時間経過とともに減少し、5日ほどで0ppmになっているのに対して一般の高気密・高断熱住宅でははるかに基準値(0.08ppm)を超えたまま推移しているのがわかります。
温度だけでなく、湿度の影響も考慮した室内の快適性について検証するため、「棟換気システム付き実験棟」と一般的な「高気密・高断熱棟」とを「不快指数」を用いて比較実験しました。日本人の感覚では不快指数が80以上で「暑くて汗が出る」
レベルと言われていますが、実験の結果では
■棟排気システム付き実験棟…24.3% ■高気密・高断熱棟…57.6%
という結果がでており、棟排気システム付き実験棟は高気密・高断熱棟住宅棟の半分以下になっています。
東京大学 坂本研究室による測定実験(弊社実験棟による)
※集計期間:1999年と2000年の夏期{7月下旬〜8月、33日分}/冷房なし、密閉鎖
自然のエネルギーを上手に使う、理想的な住まいを実現いたします。ヘルシーハウスは、地熱、太陽熱を取り込む工法です。 床下換気口より冷風を取り入れ、通気層と内壁空洞内に発生する上昇気流にのせて熱気を小屋換気口より排出し、高原のような爽やかさを実現します。 太陽が屋根、壁の通気層の空気を暖めます。内壁空洞の空気が循環して住まい全体を暖め温度差をなくします。流れる空気が湿気を押さえて結露を防ぎ、地熱を上手に家の中に取り込むことで、日だまりのような暖かさを実現します。 |
ヘルシーハウスの壁体内に取り付けるハイテクダンパーは通気層内の空気の流れをコントロールして、必要な時に必要なエネルギーを家の中に取り込む事のできる弁です。 |
四季を通して快適な、ヘルシーハウス。住めば住むほど愛着のわく、ヘルシーハウス。
「広がり空間」のある間取りで、家族みんな明るく元気です。 家中の温度が安定していますから寒さや梅雨にも大丈夫なので、大きな吹き抜けや広いLDKをもうけました。 |
温度差や段差のない家で、祖父母も大満足。 祖父母のためにも健康によい住宅をと考え、ヘルシーハウスにしました。 |